【1.01の法則っておかしくない?】疑問を解消します

1.01の法則 仕事

はい、どうもこんにちは、ANOくんです。「1.01の法則ってよく聞くけどなんかおかしくない?」。今日はこんな疑問にお答えしていこうと思います。ビジネス本などで良く見かける1.01の法則。楽天の三木谷さんが提唱した考え方らしいですが、実は僕も昔からこの考え方に疑問を持っていました。そこで今回はなぜ1.01の法則に違和感を感じるのかという原因の部分とこういった怪しい法則の見抜き方をお伝えできればなあと思っています。


1.01の法則に違和感を感じる理由

違和感を感じる点は大きく3つあります。

なぜかけ算なのか?

まず初めのこの点が挙げられると思います。「なんでかけ算なの?足し算ではないの?」この法則を見ると普通この考えが浮かぶと思います。そこで僕もここでなぜかけ算が使われているのかと考えました。おそらく理由は「出てくる結果がわかりやすく魅力的なものであるから」だと思います。例えば足し算でこの計算式を考えて見ると

  • 1.01+1.01+1.01・・・・=368.65
  • 0.99+0.99+0.99・・・=361.35

出てきたものにあんまり違いが見られなくてピンときません。ですがこれがかけ算になると

  • 1.01×1.01×1.01・・・=37.8
  • 0.99×0.99×0.99×・・・=0.03

結果に大きな差が見えて分かりやすいですよね。人間心理をうまく突いた法則だと思います。この法則を素直に受け取ると「1日ちょびっとの努力をし続けたら1年後には37倍になっているんだ!」と魅力を感じますよね。

人間って苦労はしたくないけれども大きな報酬や変化を手に入れたいと思う困ったちゃんな動物なのでちょっと頑張ればめちゃめちゃ変化できる、という言葉に弱いですよね。その点を理解した上で数字の変化が目に見えてわかるかけ算にされたのではないかと僕は考えています。

37倍成長するって凄まじすぎないか?

次に考えられるのがこの点です。「1年後には37倍になっています!」と高らかに言われています。ちょっと待てよ、と。僕たちは日常生活で勉強なり仕事なり部活動なり大なり小なりみんな努力をしています。人によって量や質に違いはあるもののみんな努力をしているはず。そんな中で1年間で何かが37倍に成長した人って身の回りで見たことありますか?僕はありません。

例えばセンター試験で1年前の模試の結果が500点くらいだった高校生が受験勉強を一生懸命頑張って18500点を取れるような生徒に成長するでしょうか?900点が満点なので、鼻くそほじりながら2-3分で全回答を終えるレベルの受験生に計算上はなるはずですが
そんな人見たことありません。

人が何かの分野において37倍成長するということは冷静になって考えるとかなり難しいことがわかります。

1.01の努力をすることがそもそもものすごい

最後にこの点も考えられるかなと。これを見たときに「1.01をほんの少しの努力」って捉えられるかもしれませんがそれも認識として少し違うんじゃないのかなあと僕は思います。

だってパーセンテージにしたら101%ですよ。自分の全力が100%だとしたら、その全力の限界のギリギリを超えてもう一歩を踏み出す努力を365日毎日継続して行うわけですよ。異常です。

例えば運動部でランニングの際に1日3km走るのがやっとの人が1年後には1日111km走れるように毎日限界を超えて走り続けるわけですよ。間違いなく疲労骨折して走れなくなりますよね。そもそもそんな無茶なペースで努力は続けられないだろっていうのが僕の考えです。

定義のされていない数字に騙されるのはほどほどにしよう

騙される

ここまで1.01の法則でおかしいと感じる原因を見てきました。こういう法則って世の中に溢れかえっていますよね。”頭のいい人のノートの取り方の法則”とか”たった5分で成功する法則”とか”爆速で収益を上げる法則”とかなんかそれらしい魅力的なキャッチコピーをもとに作られた法則がこの世の中たくさんあります。が、その法則でうまくいくんだったら成功している人はそこら中にいるはずです。が、現実は違いますよね

1つだけそういった言葉に出会ったときに注意できるポイントを挙げるとするならば「定義のされていない法則を信じるな」という点かと思います。1.01の法則だと何を持って100%としているのかわからないし、なぜかけ算なのかもわからない。ただ数字だけを見てよし頑張ろうというのは思考停止だと思います。

これと同じことでブログをとりあえずブログを100記事書こう、というのも似たようなことなのかなと思ったりもします。なぜならば、その記事を書くことでどうなるのか、また書くことで自分がどうなりたいかなどが決められておらずただ行動するだけという状態に陥りかねないからです。

「月刊で○円ほど収益を上げたくて、そのためには○pvくらい必要で、そうするには1記事あたり○pv必要だから、○pv取れる記事を100記事作ろう」ならまだわかります。

確かにこういった法則って自分が少し弱っているときや自信をなくしているときに「将来自分は成長してなりたい姿になれる」と自分の心を支える意味においては非常に重要かなと思います。ですが一方でこの言葉を盲目的に信じてただ努力をするだけでは決して自分の行きたい先にはたどり着くことができないとも思います。

メリットデメリットの両面を見ながら盲目的に言葉を信じることなく自分が苦しい状況に置かれたときにおまじないとしてこの言葉を思い出す、くらいのスタンスで使うのが日常生活において一番効果的なのではないかと僕は思います。

世の中には本当に巧妙にうまい話が出回っています。引っかかって痛い目を見ないように日頃からちょっぴり注意して世を渡り歩いていきたいですね。

ではではANOくんがお届けしました。最後までお読み頂きありがとうございました!ではまた次回。