【コロナ不況下で転職はすべきか?】今しかできないことを紹介します

コロナ不況下での転職 転職

はい、どうもこんにちは、ANOくんです。

「コロナのせいでクビになったらどうしよう、、不安だなあ、、」
「コロナ不況でリストラになってしまった、、これからどうすればいいんだろう、、」
「個人の力でこれから稼げるようにならないとヤバいんじゃないか、、、」

今日はこんな疑問にお答えしていこうと思います。

新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大によって、世界中の経済が甚大な損失を受けています。

コロナ前までは、就職・転職については空前の「売り手市場」と言われており
2020年に東京オリンピックが開かれる予定もあったため
「オリンピックイヤーに転職を!」と考えた方もいらっしゃったのではないかと思います。

ですが東京オリンピックも延期、コロナ蔓延による経済的大打撃を受けた今
世界は一変してしまいました。

転職しようと前向きに考えていたけど
「不景気になるし・・・」「今の会社で働けるだけでありがたい・・・」などなど
後ろ向きな気持ちが先行している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こんなご時世だからこそ、
冷静に「コロナによって変わってしまった市場の現状」を捉えて
「コロナ後の未来はどう描くか」
共に見つめなおすきっかけとなるよう、この記事は執筆させて頂きました。

転職活動を検討されている方にとって”転職活動をどう進めるべきか”という
今後のアクションプランを立てる上での参考になれば幸いです。
それではどうぞ。

コロナの影響で転職市場はどうなっていくか

コロナ不況下の転職市場

ではまず初めにコロナショックの影響で
”転職市場にどんな影響が出ているのか”という点を見ていきましょう。

一人当たりの求人数は減り始めている

最初におさえておくべきはこの点ですね。
コロナショック以降、一人当たりの求人数は減り始めています。

2020年2月時点で、日経新聞の調査による有効求人倍率は1.45倍ほどありました。
ですが2020年3月時点で1.39倍に下落。
来月には1.3倍を下回るのではないかと言われています。

調査によると、有効求人倍率が2カ月で0.1ポイントを超える下げ幅になるのは、
2008~09年のリーマンショック以来とのことです。

この点は、もはやみなさんお気付きで、説明する必要のないことかもしれませんが
今後しばらくの間は、一人当たりの求人数は減少の一途を辿っていくことが想定されます。

転職者数は右肩上がり

では次にこちらも確認しておきましょう。
求人数が減少している一方で転職者数自体はどうなっているかというと
総務省の調査によれば2019年度時点での転職者数は、
2002年以来最高の351万人にのぼっていました。

またコロナ不況により大量の失業者が生まれてくことが
かなり現実味を帯びた予想であるため
今後も転職者数はどんどんと増えていくことでしょう。

つまり、「企業側の求人数は少ないが」「転職希望者数は増えてきている」という
まさに”買い手市場”となっているのが現在の日本の転職市場の実情と言えるでしょう。

コロナ期の転職市場の見立て

では最後に、総合的に現状を見て
今後、転職市場がどのように動いていくのか
企業側の実情から考えていきたいと思います。

コロナ不況に伴い企業の業績が悪化し
事業計画の修正を止むを得ず行わなければいけなくなったことから
各企業は採用計画の見直しを迫られています。

つまりは採用基準の見直しや採用数の調整がこの不況化で行われているため
コロナ前の売り手市場の際とは打って変わって
採用要件がグッと上がり、内定を勝ち取るのが難しくなっているのが実情です。

そのため求人数が減少しても、転職希望者数が減少しないというこのままの流れが続けば
これまで以上に転職活動において自身の希望が叶いにくくなることが予想されます。

また「より良い条件を求めて」の転職が叶いにくくなるだけでなく
企業による事業計画の見直しに伴い、
会社都合の退職、つまりはリストラも増える可能性も考慮せねばなりません。

では、転職をしたいという想いと市場とのギャップに葛藤し、板挟みになった状況で
”どのような決断を下せば良いのか?”

ここからはこの記事の本題である
「コロナ不況が吹き荒ぶ中、転職活動を行うべきか否か」について
お伝えしていこうと思います。

コロナ不況で求人が減る中、転職活動を行うべきか

コロナ不況下で転職活動を行うか否か

結論からお伝えすると、コロナ不況下でも
”転職活動は行うべきである”と僕は考えています。

ここで僕の言う転職活動とは
ただ企業に応募して面接を受けると言う”選考試験”のことだけを指すのではなく
転職活動≒「キャリアを見つめ直すこと」「情報収拾を行うこと」「選考にチャレンジすること」
などの広い意味での転職活動を指しています。

ではなぜこの最悪の現状で転職活動を行うべきなのか?
その理由や前提条件について詳しく見ていこうと思います。

転職によって実現される姿とは

まずは転職活動を行う際の前提条件から確認していきます。

前提として、転職希望者は「今よりより良い条件」を求めると考え、
「条件」=「待遇がUPする」「スキルUPにつながる」と定義すると、
転職によって実現する姿は4つのパターンに分けられます。

①待遇UPし、スキルUPにつながる(理想的なケース)

②待遇DOWNするが、スキルUPにつながる

③待遇UPするが、スキルUPにつながらない

④待遇DOWNし、スキルUPにもつながらない(好ましくないケース)

転職活動は縁であるため、やむを得ず会社都合退職となった場合は
つべこべ言ってられないことももちろん考えられるのですが
パターン分けをしてみると
①の「待遇UP」「スキルUP」の両方を実現することが、理想的な転職であり、
④の「待遇DOWN」「スキルUPにつながらない」状態は、
可能な限り避けるべきであることがわかります。

そもそもキャリアについてどう考え、行動すべきか

では前提条件を簡単に確認したところで
”なぜこの不況の中転職活動をするべきなのか?”という
理由についてお伝えしていきます。

先ほどからお伝えしている通り、現在の日本の転職市場では
求人数が減り、日本のみならず世界経済の先行きも不透明になってきたからこそ
「もっと早いタイミングで転職活動をしていれば、、」とか
「コロナ前に望み通りの転職を叶えた友人・知人が羨ましい、、、」
などと、”悲観的な考え方”になっている方もいらっしゃるかと思います。

自分自身の考え方は過去の経験が色濃く反映されるため
一朝一夕で劇的に変化するものではないし、
唯一の正解もありません。
また不況という外部要因も自らの力で変えることはできません。

ただ一つ言えることは、

「選考突破」は外部要因による影響を受ける部分であるが、

キャリアを見つめ直す「自己分析」や、

より良い待遇が狙えたり、スキルUPにつながるような「情報収拾」は、

自らの意志と行動次第で、不況など関係なく、いまできることである。

という事実です。

確かに求人数は減り採用要件は上がったため
転職活動を成功させる難易度これまでの何倍にも上がりました。

ですが昨今コロナウィルスだけではなく、東日本大震災や少し前にはリーマンショックなど
100年に一度の危機と言われるような未曾有の出来事が
数年サイクルで何度も僕たちに襲いかかってきています。

僕はこのように数年単位で経済活動を揺るがす大事件が
今後も起こり続けるのではないかと考えています。

そんな時代に、毎回モチベーションを下げ、行動量を落とし、
「状況が落ち着いてから、、、」と悠長に構えていると
気づけば人生が終わっていた、ということになりかねないな
と僕は強く危機感を抱いています。

予期せぬ大不況が今後、日常化する
僕は予測しているからこそ
この不況下でも転職活動を行うべきだと考えているのです。

なのでまずは「選考試験」にて結果を出すという点にフォーカスせずに、
「自己分析」と「情報収拾」を行い、
「キャリアを明るくするために、必要な要件」を整理してみるところから
始めてみるのがベターかなと思います。

チャンスはいつも準備された心に降り立ちます。
外部環境がどれだけ変容しようとも
次なる機会に備えて、着々と準備を進めることが
コロナ期における最も賢い選択だと僕は確信しています。

【おまけ】コロナ不況でも伸びている業界とは?

結論からになりますが、コロナ不況下でも
業績を伸ばしている業界とはIT業界のことです。

この市場は世界的にはアメリカがリードしており、コロナショックで一時は下がったものの、
その後は順調に回復&業績増をしていっています。

このIT業界では、今やみなさん聞き馴染みのある言葉かもしれませんが
GAFAM(Google, Amazon, Facebook, Apple, Microsoft)と呼ばれる
米国IT業界の5社の巨人たちの時価総額だけで
日本の東証一部上場企業全体合計を脅かすほど
力を有しています。

またコロナショックによって、「巣篭もり需要」が拡大したことに伴い、
オンラインショッピング(EC)の需要や、
Netflixなどの動画ストリーミングサービスの需要も拡大しました。
また、ビジネスの場においてはリモートワークの推奨によって
ZOOMなどのオンライン会議システムのユーザーもどんどんと増えています。

経済は、人・モノ・コトが世の中を廻り巡ることで成り立っていますが
コロナウイルスは、人やモノの物理的な移動が世界的に制限されたことに伴い、
人、モノの物理的な移動を伴う産業体が大打撃を受けました。

ですが一方で、モノ・コト(体験など)において
物理的な制約が薄い産業体は、影響を受けにくい。

だからこそIT業界はこの不況下でも、業績を伸ばし続けることができているのです。

一概にIT業界であれば大丈夫、伸びると言い切ることはできませんが
経済が世界的に連動する時代だからこそ
マクロな視点で世界を捉えてみる
納得感の高い転職活動が行えるのではないかと思います。

コロナ不況で転職活動を成功させるコツ

コロナ不況下で転職活動を成功させる方法

では最後に”コロナ不況で転職活動を成功させるコツ”について
僕の見解をお伝えしていこうと思います。

これまで述べたてきたことと連動するのですが
転職活動を行う際に重要になるのって

(1)ありたい姿を定義しよう

→キャリアにおいて自らが実現したい状態を具体的に言語化する

(2)自らの現状を把握しよう

→これまでの職務経歴や生き様を捉えて、どんな場面で、どんな価値を発揮できるかを言語化する

(3)ありたい姿と現状のGAPを埋めるために行動しよう

→現職の職務、プライベートの時間でスキルUPできることを具体化して行動に移す

の3点に集約されると思います。

それぞれどのように行っていけば良いのか
以下で詳しく見ていきます。

ありたい姿の定義をしよう

まずここでは「●歳で年収●万円」といった
生々しい具体的な待遇目標を立てることや
「プログラミングが身につく」「英語力を活かせる」などの
習得スキル目標を設定するようしてみましょう。

自分の理想は言語化されることにより明確さを増し
達成度が上がることがすでに心理学の実験で証明されています。

ぼんやりとしたイメージを頭の中でだけ持つのではなく
ぜひ紙に書き出して言語化するようしてみてください。

またその中で「優先順位」をつけることが
非常に大事です。
なぜならば、転職活動において全てを同時に叶えること
極めて少ない例外を除いて、ほぼ無理であるからです。

例えば、年収が何より大事であれば
その年収を獲得できないような仕事は見向きもしないくらいのスタンスでOK。
自分のありたい姿の実現に向けて、
今後のアクションプランをクリアにするためにも
「選択と集中」を徹底して行いましょう。

自らの現状を把握しよう

次に自分自身の現状を把握しましょう。
その際になるだけ一人で抱え込まずに
信頼できる友人・知人や、転職エージェントを頼りにすると良いです。

なぜならば、「自分では大したことがない」と思っていた経験でも、
実は他者の視点からは「光るものがある」と
評価されるケースが意外と多く存在するからです。

実際に僕も1年前からITエンジニアとして仕事を行っていますが
転職活動初期には、そもそも職種の選択肢の中にも入っていませんでした。
ですが転職エージェントの担当さんに「プログラマの仕事が向いている」
とアドバイスを頂き、実際に行ってみたところ
前職の営業職とは比べ物にならないほど自分に適性があり
楽しんで成果を上げながら仕事をしていくことができるようになりました。

自分のことってわかっているようで、実は全然わかっていないものだと思います。
せっかく活かせる経験や能力が、気づかぬうちに埋もれてしまうことは機会損失に繋がります。
「機会を広げる」ことを意識して様々な意見を取り入れながら
自分自身のより深い現状把握をしてみてください。

ありたい姿と現状のGAPを埋めるために行動しよう

最後に、もっとも大事なことであるが
今の自分とありたい自分のGAPを埋める行動をするという点です。

この行動を取る際に注意しておきたいのが

・現職での行動次第で変えられる/変えられない

・プライベートの時間での学習次第で変えられる/変えられない

という上記の線が引かれていない、自らの意志次第(内部要因)で
変えられることから着手するということです。

理由はこれまでも述べてきたとおりで、
外部環境が悪化している中、結果を残すこと自体が難しくなっているため
モチベーションを維持しながらGAPの解消をするためにも
自分でコントロールできるものから優先して取り組む方が
行動を継続的に行えるからです。

また次に
例えば”プログラミングを学ぶ””英語を習得する””資格を取得する”などの
王道的な行動においても
「なんのために学ぶのか」という背景を明確にしていきましょう。

なぜならありたい姿と学ぶ理由が連携していなければ
GAPを埋める行動計画はブレてしまい
結果としてありたい姿が手に入らないからです。

手段と目的が混同するとモチベーションは続きません。
ありたい姿、現状把握をした上で、行動計画を立ててみましょう。

そしてこのGAP解消においても、一人で抱え込まずに頼れる友人・知人や
キャリアのプロであるエージェントを積極的に活用しながら
コツコツと行動を継続できるようにしていきましょう。

まとめ

コロナ不況下での行動

今回はコロナ不況下における
転職市場の動きや転職活動を成功させるコツなどを
お伝えさせて頂きました。

「自分を知り、相手を知らなければ勝利はない。」

この言葉は、サッカー界の世界的名将であるジョゼ・モウリーニョの名言ですが、
キャリアにおいても、まずは「自分を知る」「相手を知る」ということが
何よりも大事になります。

どれだけ外部環境が変わろうとも
冷静に「相手を知り」、
そしてその相手に勝利するためにも
「自分を知り」情報収集やスキルの研鑽に努める。

そういった愚直な姿勢が、コロナ不況に打ち勝つために
最も必要とされると僕は確信しています。

みんな今は苦しい状況です。僕も苦しいです。
ですがそんな中だからこそ歯を食いしばって冷静に
この逆境を乗り切りましょう。

自分を知り、相手を知り、そして勝利を納め
共に笑えるよう、日々を積み重ねていきましょう。

ではでは今日はこの辺りで。