はい、どうもこんにちは、ANOくんです。
・フリーランスエンジニアになるためにどのくらい経験積めばいいんだろう、、
・実務経験1年とかでもなれるのかな、、
・フリーランスになるために必要な経験を具体的に知りたい、、、
今日はこんな疑問にお答えしていこうと思います。
昨今、エンジニア不足が声高に叫ばれ、若くしてフリーランスとして活躍するエンジニアが増えてきています。
僕自身、フリーランスになったのは実務未経験の状態から1年半ほど開発経験を積んだタイミングだったので
フリーランスエンジニアが多くの人にとって魅力的かつ現実的な選択肢となっているのが実情かと思います。
そうは言っても
本当に20代でなれるんかな,,,自信無いよ,,,
と不安に思われる方も多いと思います。
そこで今回は20代でも実務経験が浅くてもフリーランスになれる理由をお伝えしたのちに
僕自身の体験談ベースで感じた若くしてフリーランスになるメリット・デメリット、
また実務経験が浅いうちからフリーランスになるコツをお伝えしていこうと思います。
目次
20代で実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになれるのか?【結論:なれます】
まずそもそも20代で本当にフリーランスになれるの?
結論、なれるよ。実際僕がなってるからね。実務未経験の状態からSESに就職して主に金融関係のシステム開発の経験を1年半ほどやった後にフリー化できたから
まずは本記事の結論になるのですが、20代でも、実務経験が浅くてもフリーランスになることは可能です。
僕自身のフリーランスになるまでの経歴は
- 新卒で広告系の営業職として中小企業に入社
- 営業という職種がどうしても自分に合わず入社後1年半ほどで退社
- 3ヶ月ほどニートをして、そこからプログラミング学習・エンジニア転職を行い、SESに就職
- 1年半ほど金融関係のシステム開発に従事
- フリーランス化
という経歴を経ています。
失礼だけどパッと見、そんなすごい経歴じゃないよねw
そうなんよw 大学も文系学部卒だったし、有名企業に入れた訳でもなく、自慢できるようなキャリアは歩んでないのよ。でも、そんな僕でもフリーランスとして案件を取れたし、今回のオファー(内定のようなもの)の中でMaxは月単価60万円(税込)だったよ
ここで理解して欲しかったのが、難関大学を卒業せずとも、有名企業に入らずとも、フリーランスにはなれるということです。
実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになれる理由2選
そうそう、ちゃんと若くしてなれる理由を知りたかった!
だよね。もちろん理由はちゃんとあるんだ。これから詳しく説明するね
実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになれるのは
- 受給ギャップが広がり続けているから
- フリーランスという文化が浸透しつつあるから
という2つの理由があります。順に解説していきます。
需給ギャップが広がり続けているから
受給ギャップが広がるってのはどういうこと?
エンジニアを求める企業が増えているのに、エンジニアが全然いないっていう状況だよ
まず初めに受給ギャップがえげつない勢いで広がり続けています。
例えばこちらの経済産業省が出しているデータによれば

2030年には60万人近くのIT人材が不足するという予測が立てられています。
またエンジニアの有効求人倍率に関しては8倍ほどになっているというデータもあり、どれだけ多くの会社がエンジニアを求めているのかもわかります。
有効求人倍率8倍はやばいね,,,
そうだね、1人のエンジニアを8社が取り合うって状態だから、モテモテな状態なのがエンジニア職だね
フリーランスという文化が浸透しつつあるから
確かにフリーランスになる人増えてきたよね
そうだね、実は全体としては少なくなってきてるんだけど、特定業種に関しては増えてきてるのが実情なんだ
こちら内閣府発表のデータになるのですが

特定業種のフリーランス人口がどんどんと増えてきていることがわかると思います。
もちろんフリーランスエンジニアはその特定業種の中に含まれているのですが
このように人口が増えていった背景にはやはり日本の経済的衰退が考えられます。
変化の激しい時代に突入し、終身雇用で人を雇い続けられる企業は数えるほどになっていき
正社員雇用ではなく、案件ごとにチームを組む仕事の進め方が半ば常識のような形になってきました。
企業にとっても、そして働く僕たちにとっても、フリーランスという選択肢が最適解に近くなってきたからこそ、多くの人がフリー化し、企業はフリーランスを雇うという文化が浸透してきているんだ
実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになるメリット3選
ここは聞いておきたいね!
気になるところだよねw 順を追って説明するね!
若くしてフリーランスエンジニアになるメリットは
- シンプルに年収が倍近く上がる
- 自由な働き方を選択しやすい
- 副業をする際に経験が役立つ
の3つがあります。1つずつ見ていきましょう!
シンプルに年収が倍近く上がる
やっぱりここが一番大きいよね,,,
そうだねw 僕自身SESの時は月の額面で30万くらいもらってたんだけど、さっきも言った通り本当に倍くらいになったよ
まず初めに年収をガツンとあげられます。
僕は今26歳なのですが、20代の平均年収は

(DODA,年代別・年齢別 平均年収情報【最新版(2019年)】より引用)
345万円となっており、フリー化するとシンプルに倍近くは余裕で上げられます。
このぐらいの年収ゾーンで倍近く上がるのは生活がめちゃくちゃ変わります。
生活費を差っ引いて、あまりある金額が手元に残るようになるため、趣味の充実や嗜好品の購入、(今は難しいですが)旅行の頻度を増やすなどなど人生を充実させるための選択肢が増えます。
なんだかんだお金は大事。フリーランスになるとまずはそこの豊かさを手に入れられやすいね
自由な働き方を選択しやすい
確かにエンジニアって週3勤務とかリモートとかしやすいもんね
そうだね!PC前で作業したら仕事が完結するって特性もあって自由な働き方を手に入れやすいんだ
このあたりも気になるところだと思うのですが、フリーランスエンジニアになると自由な働き方を手に入れやすいです。
「仕事は週3にしてあとは趣味に没頭する」とか「出社すんのだるいからずっと家でストレスなく仕事する」などの自分の理想を叶えやすくなります。
ただ週3案件やリモート案件は関東圏に集中しているというのは気をつけなくてはならないところですがフリーランスエンジニアになるとこの点も実現可能性が高まります。
副業をする際に経験が役立つ
これはどういうこと,,,?
例えば僕がそうなんだけど、今ってフリーランスエンジニアになりたい人って多いじゃん。だからこそ実際にその経験を僕はしてるから発信する情報にニーズがあって多くの人に読んでもらいやすいんだ
最後に副業面でも経験が役に立ちます。
副業の代表格としてブログが挙げられると思いますが、SNSなどを見ているとブロガーで活躍している人の多くが
本業での実績を持っている人だということがわかります。
インターネットはあくまで「拡声器」なので、0を発信しても0にしかなりません。
多くの人がなりたいと望んでいるものに、自分がなれているということは情報発信をする上で非常に有利なんだ
実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになるデメリット3選
む〜,,,ここはあんまり聞きたくないなぁ,,,
そうだよね(笑) だけどやっぱりちゃんとデメリットも見ないと将来後悔するからきっちりお伝えするね
若くしてフリーランスエンジニアになるデメリットは
- 永続的な雇用保障がされていない
- ローンやクレジットカードの審査が通りづらくなる
- 会社員と比べてもらえる年金額が少なくなる
の3つです。嫌がらず1つずつ見ていきましょう。
永続的な雇用保障がされていない
まぁ、これはあるよね,,,
そうだね。正社員みたいにずっと雇用されるってことは無くなるよ
まず初めに挙げられるデメリットとして正社員のように永続的に雇用されなくなるという点が挙げられます。
エージェントを通じて案件に参画する場合、3ヶ月更新で契約を行うことが多く、パフォーマンスが悪かったり勤務態度に問題があれば更新がされづらくなります。
一方で僕自身SESで1年半勤務する中で一度も契約を切られることはなかったですし、SESとフリーランスは契約形態は似ているので、よっぽど勤務態度が悪いか、異常にスキルがミスマッチしているかでないとすぐに契約を切られることはないのが実情だと思います。
ただ更新が続くように努力することは必須ですし、正社員のように結果を出しても出さなくても「とりあえず毎日出社しとけば大丈夫だろ」という考えでは通用しないのがフリーランスです。
まずは自分は社員ではなく一個人事業主になるっていう自覚が大事だね
ローンやクレジットカードの審査が通りづらくなる
あ〜これやっぱり大事なんだ,,,
そうだね。フリーランスになって初めて会社の看板の大きさに気づくよ
次に住宅ローンやクレカの審査が通りづらくなることが挙げられます。
どうしても個人事業主となると社会的信用が下がります。
継続的な収入があることも自分で証明しなくてはならなくなるし、企業の看板を使って信用を勝ち取ることもできなくなるので、こういったことの審査が難しくなります。
フリーランスになりたい人は会社員時代から(必要なものは)ローンを組んだり、クレカを作っておいたりするのがオススメだよ
会社員と比べてもらえる年金額が少なくなる
まぁこれはあるよね,,,
そうだね,こればっかりは仕方ないところではあるけどね
最後に会社員の人と比べてもらえる年金額が少なくなります。
会社員の時は基本的に「国民年金+厚生年金」を積み立てているのですが
フリーランスになると「国民年金のみ」の積み立てになります。
よって会社員の人と比べると支給される(であろう)年金の額は下がります。
まぁでも正直、今20代の人が年金もらえるのって支給引き上げを考えたら早くても70代以降だろうし、そもそも年金に期待しちゃダメな時代だとは思うけどね,,,(笑)
実務経験が浅くてもフリーランスエンジニアになるコツ3選
正直ここが一番知りたかったよ!
だよね、ここがこの記事のキモなので、気合入れて解説していくね!
20代で実務経験浅くフリーランスエンジニアになるコツは
- 1年以上は実務経験を積むこと
- 【重要】職務経歴書対策をきっちり行う
- 実際にフリーランスエンジニアになっている人からアドバイスをもらう
の3つです。さぁ見ていきましょう!
1年以上は実務経験を積むこと
やっぱり実務経験はいるんだね
そうね、正直ここはマスト。理由を話してくね
まず第一に20代の内からフリーランスエンジニアになろうとしたら、実務1年以上は必ず経験すべきです。
その理由として、案件を紹介してくれるエージェントが
実務経験がないと、そもそも案件を紹介してくれないケースがほとんどだからです
たまに未経験からフリーランスになっている人を見かけますが
大体は以下のパターンで
- エージェントを通さずランサーズやクラウドワークス経由で低単価な仕事を取っている人
- 鬼努力ができる+メンタルクソ強な人で実務と勉強で1日14時間以上を毎日継続できる人
- ただの天才
でないと実務未経験からフリーランスになることは厳しいです。
普通の人にはできないね,,,
そうだね、僕もそうだけど最適解は実務経験を1-2年積んだ上でフリーに挑戦が最適解だね
【重要】職務経歴書対策をきっちり行う
職務経歴書対策って何?
エージェントを通してフリーランスになる時は、まずは企業に職務経歴書(就活の時の履歴書のようなもの)を送るんだ。そしてフリーとして案件を獲得する時は特にこの職務経歴書対策が大事になるんだ
フリーランスエンジニアが案件獲得を行う際に、極めて重要になるのが職務経歴書対策です。
なんでそこまで大事なの?
それはね、相手側の企業があなたを採用するか否かを決定するのは、8割方職務経歴書で左右されるからなんだ
この辺りの詳しい話については
にまとめてありますので、フリーランスで好条件の案件を取りたい方はぜひご覧ください。
実際にフリーランスエンジニアになっている人からアドバイスをもらう
それはANOくんからってこと?
もちろん僕でもいいし、他の人でもいい。なんで聞くのが大事なのかを説明するね
最後にフリーランスで若くして案件をとっていこうとするのであれば
すでに20代でフリーランスになっている人からアドバイスをもらうのが必須になります。
その理由は
すでにフリーランスとして活躍できている人は、どうすれば良い案件を取れるのかの成功法則を知っているから
です。
これめちゃくちゃ簡単な話で、例えば東大に合格した人って東大に合格するための方法や必要な勉強量を知ってますよね。
それと同じで若くしてフリーランスエンジニアになれた人は、フリー化する方法や必要な努力量・経験を知ってるわけです。
基本的に我流でフリーになろうとする人って失敗します。
なぜなら、どうやればうまくいくかを知らないまま無駄な努力・時間を遣ってしまうからです。
正直、フリーランスエンジニアという選択肢もかなり浸透してきており、成功法則も確立されつつあります。
変なプライドは捨てて、まずはうまくいってる人にアドバイスをもらうのが、理想を実現する一番の近道なんだ
僕自身、毎月に5名限定ではありますが、経験の有無問わずエンジニア転職をしようとしている方やフリー化したい人への無料コンサルを行なっております。(しばらくしたら有料にするかもです)
TwitterのDMからご連絡頂ければ、お悩みにお答えさせて頂きますのでお気軽にどうぞ。
若くしてフリーランスエンジニアになれるのはバカだけ
20代でもフリーランスが多い理由がなんとなく分かったよ〜
そう、時代的にも環境的にも増えやすい状況になってきてるんだ
実際に20代でフリーランスになる人は増えてきていますし、若くして年収1000万円を超える人もゴロゴロ出てきています。
そんなエンジニア界隈を見ていて僕が思うのは
若くしてフリーランスになってゴリゴリ稼げるのは、バカだけ
だということです。
このバカというのは、頭が悪いとか勉強ができないとかそういうことではなく
ちょっとネジが外れていたり、常識を鵜呑みにせず自分の本音をベースに生きていける人のようないい意味でのバカです。
僕自身たった1年半の実務経験でフリーランスになりました。
世間的に見れば大バカ者だと思います。
ですが、現状の市況感を鑑み、そして少しの勇気をもち、フリーランスの戦場へ飛び込みました。
これまでお伝えしてきた通り、現在フリーランスエンジニアというのは若くしてお金を稼ぐための手段としてかなり現実的で確度の高い選択肢となっております。
やるかやらないかはあなた次第。
ぜひ飛び込んで、一緒に戦っていこう
では今日はこの辺りで。