【体験談】転職の思考法を読んで『成長業界』に転職成功した件について

転職の思考法 転職

はい、どうもこんにちは、ANOくんです。
昨日はマナブさんのRTのおかげで
僕が未経験からITエンジニアに転職した記事が

地方から未経験でITエンジニア職に転職にできた件について【転職のコツを紹介します】

約7万人に拡散され、本当に多くの方から反響を頂くことができました。

マナブさんの記事がきっかけとなり転職活動を始めたのですが
こちらの書籍も大変参考になり

転職活動成功に大きく貢献してくれました。

そこで今回は『転職の思考法』の概要と心に残った言葉をお伝えし
特にどの部分が実際の転職活動で役に立ち、なおかつどんな結果を生んだのか
みなさんにお伝えしていこうと思います。
現在転職中の方or転職検討中の方はぜひ参考にされて見てください。
それではどうぞ。


転職の思考法の概要

本の概要

この本は終身雇用制度が実質的に崩壊を迎え
転職することが当たり前になってきた日本において
「どのように自分のキャリアを考えて行くべきか」という
人生における大きな課題をテーマに取り扱った本です。

主人公の青野が30歳を迎え、ある書店でチラと見た記事に
「40代で昇進ポテンシャルがなくなった、大手企業サラリーマンの悲惨な結末」
がありありと書かれており
将来への大きな不安を感じるところから物語がスタートします。

そこから著名なキャリアコンサルタントである黒岩に出会い
『一生食べていくための方法論』と豪語される
『転職の思考法』を教わり始めます。

転職活動に取り組み始めるものの
社内での裏切り、友人との確執、恋人との別れを経験し
とことん人の嫌な部分を見ながらももがき続け
『転職の思考法』を身につけながら
少しずつ自分の人生を切り開いて行くお話です。

将来への不安はあるが今の現状を変えるのが怖く身動きが取れないこと
転職が未だに日本社会ではタブー視され社内で気軽に話すことができないこと
友人や恋人に自分の考えを理解してもらえず苦しむこと

など何度も現実で経験したシーンが多く
転職をするしないに関わらず、社会人になって仕事をしている人ならば
誰もが自分のキャリアと向き合え、そして
”いかにしてそのキャリアをより良いものにして行くか”
が書かれた素晴らしい一冊です。

転職の思考法〜心に残った言葉〜

心に残った

転職とはそもそも「特殊な病」

冷静に考えて、あなたとまったく同じ顔に生まれ、同じ場所で育ち、
おなたと同じ仕事をして、あなたと同じ年で結婚する人はいません。
顔も育ちも、性格も違う。だとすると「完璧なロールモデル」を
世の中に探したって、どこにも見当たらないのは当然。
だから不安になって当たり前なのです。

この言葉のおかげで転職活動に不安を覚えている自分を
そのまま受け入れられることができました。

「今の悩みや不安は、世界中でたった1人しかいない、自分特有の悩みなのだ。
だから迷って当たり前なのだ」と前向きに状況を捉えることができました。
だからこそ自分としっかり向き合い、自分が納得して転職をすることができました。

転職というのは多くの人にとって『初めての意思決定』

多くの人は普段、じつは何も意思決定しないで生きている。
君は自分で大学を選び、就職先も自分で選んできたと思っているかもしれない。
しかし、それは、ただ単に、これまでのレールの上を歩いてきただけで、
自分で何も決めていない。

読んだときに「確かにそうだな」と納得感がありました。
確かに大学進学も自分の学力でいけそうな範囲で選んだし
就職活動も”大学を卒業したら就職するもの”という
価値観の中で行動し会社を選んできました。

選んでいるのではなくて選ばされているのだと気づくことができました。
転職活動においては

「どの会社に入るか」ではなく「自分の人生をどう生きるか」

というより大きな枠で選択することが必要とされたように思います。

いくら技術資産や人的資産が高くてもそもそもの産業を間違ったら、マーケットバリューは絶対に高くならない

技術資産とは = 『価値ある技術』をどれだけ持てているかということ
人的資産とは = 『人脈』のこと
マーケットバリューとは = 『市場価値』のこと

この視点はかなり勉強になりましたし、
自分の身の回りでも思い当たる節がありました。

高校時代、英語の偏差値が30くらいしかない友達が
大学受験を目前に控えていました。
その友達は継続した努力が苦手で
偏差値は変わらず30くらいのままで受験日を迎えてしました。
ですがそこで奇跡が起こり見事、立命館大学に合格してしまいます。

その後、予想通りのグータラな大学生活が始まり
気づけば就活の時期を迎えていました。
そこでも彼は特に目立った努力はしませんでしたが滑り込みで
数百億円規模のIT系の大企業に就職することができました。

その後ものんびり仕事をしているみたいですが
同世代の平均年収を数百万円上回るような稼ぎを得ています。

ここで改めて「戦う場所」ってめちゃめちゃ大事だなと
理解することができました。
またこの点を改めて理解できたからこそ、僕は成長業界であるIT業界に転職し
需要の多くなるであろうエンジニア職につきました。

99%の人間が君と同じ、being型なんだ。そして、99%の人間は『心からやりたいこと』という幻想を探し求めて、彷徨うことが多い。

being型とは = どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する
to do型とは =  何をするのか、で物事を考える。明確な夢や目標を持っている

ここがこの本の中で一番感銘を受けた部分でした。

大学4年の就活期に「心からやりたい仕事を探そう」と何度も言われ
就職し、働き始め、自分が心からやりたいことを探していましたが
何年経っても見つかりませんでしたし、見つかる気配もありませんし
うすうす「これって実はないんじゃないのかな」という思いが強くなっていました。

ですがこの一文を見たときに見つからない理由が腑に落ちました
僕も間違いなく99%のbeing型の人間に含まれると思いますし
やりたいことより「ありたい状態」を明確に定義し
その状態を実現できるよう行動した方がよっぽど幸せだと
気づくことができました。

伸びている市場に身を置け。そのうえで、自分を信じろ

黒岩さん

この言葉は転職活動中期、不採用が続いていた時期に心の支えになりました。

なかなか内定がもらえないと
「これまでの職種にやっぱり戻そうかな」とか
「近場で合格しそうなところを受けようかな」とかと
後ろ向きな考えがどうしても出てきてしまいます。

ですが環境選びを妥協してしまうとその後きっと苦しくなって
また転職をして、また失敗して、という悪循環に陥ってしまうと思いました。
なので精神的にはとても苦しかったですが、諦めずに納得するまでやり続け
結果IT業界でエンジニア職として働くことが決定しました。

転職活動に限らず妥協で選択をした場合
そのツケは必ず自分に返ってきます
そうならないためにも重大な選択を迫られた際には

「決して妥協せず自分と向き合い切って納得のいく判断をする」

ということは人生において非常に重要な心構えだと僕は思います。

実際に転職活動で活用した部分と活用した結果

活用した部分

転職は『特殊な病』と認識できたので

自己分析を徹底的に行え自己理解を深められた

この言葉を受けて、僕は就活以来、改めて自己分析を行いました。

・自分の好きなことは何か?
・自分の嫌いなことは何か?
・自分の得意なことは何か?
・自分の苦手なことは何か?
・自分はどういう状況であれば幸せなのか?
・なんで今回転職しようと思ったのか?
・ストレスなく自分が取り組めることは何か?
・数年後自分はどんな状態になれていると理想的か?
・逆に数年後どんな姿になっていたら後悔するか?
・自分の人生の中の優先順位は現状どのようなものか?
・自分の中で何を捨てるか?

などなど書き上げれば切りがないですが
自分自身と徹底的に向き合いました
その間は応募をしたり企業情報を入れたりせず
ただただ自問自答をして自分と会話をし続けていました。
その結果「自分にとっての幸せの3か条」が見つかり
「それを満たすための企業選びの軸」も見つかりました。

自分にとっての幸せの3条件とは

①家族と過ごせる時間を十分に取ること
②バカ話をしながら酒を飲める友達と一緒に楽しい時間を過ごせること
③没頭できることを1つ持っていること

この3つであることがわかりました。

ポジショニングの重要性を理解できたので

『成長業界』に転職できた

一方で先ほどの3つの条件には入りませんでしたが
もちろん「社会的に継続して活躍したい」という思いもありました。

「働いても働かんでもある程度幸せだということは分かった。
だけど仕事をやるからには成果を出しやすく自分の努力が報われやすい環境で働こう」
と考え、その結果『成長業界』であるIT業界を選ぶこととなりました。

エスカレーター

この部分に関してはあまり迷いはありませんでした
ポジショニングが大事なのは本書からも友達の状況からも理解できたので
素直に『成長業界』に絞って転職活動を進めました。

『好き』を仕事にすることが大事だと分かったので

『成長職種×適性職種』であるITエンジニアになれた

先ほど自分が「得意なもの」を改めて分析したことを述べましたが
さらに「自分が好きなもの」ってなんだろう、と思考を巡らせることもしました。

すると

・文字を書くこと
・考え事をすること
・バレーボールをすること
・ピアノを弾くこと
・ギターを弾くこと

などがリストアップされました。
そこでハッと

「自分がいま好きだと思うものって
自分が得意で、なおかつ結果を出すことができたものばっかりだ」

と気づくことができました。

例えばバレーボール。
実は僕は中学の頃から大学までの約10年間
バレーボールに取り組んでいましたが
大学生の時に全日本インカレに出場することができました。
また4歳の時から高校卒業までの14年間ピアノをしていましたが
高校からはショパンの革命や英雄ポロネーゼなどといった難曲が弾けるようになり
いつもコンサートの最後の方に出るレベルまで到達することができました。

この経験から自分が好きになれることは
「自分が得意でなおかつ自分が良い結果を出すことができるもの」
だと分かりましたし、
逆にパッと好きだと思い浮かばなかったものって
「結果が中途半端であったりそこまで長い年月続かず、そもそも不得意であるもの」
だと分かりました。

だからこそ

好きになれる確率の高い得意なものの中から仕事を選んだ方が良い

と思いITエンジニアという仕事を選びました。

本書の『得意なことを好きなことに近づけるのが大事』という言葉の裏には
「多くの人は得意なことしか、好きになることはできない」
という意味も含まれているのかなと思います。

最後に

転職の思考法2

転職活動初期に『転職の思考法』に出会い
様々な価値ある情報を頂けたからこそ
自分の納得する転職先を見つけることができたと思います。

今仕事をしている方でキャリアに迷われていない方っていないと思います。

給与が思うように上がらなかったり
人間関係がギクシャクしていたり
業務内容がそもそも苦手なものだったり
長時間労働で生活が充実していなかったりと
悩みのタネをあげればキリがないと思います。

また「今我慢すれば将来は良くなるだろう」なんて希望も
持ちづらいのが今の時代だと思いますし
悪い状態は改善しなければより悪い状況になっていくでしょう。

そんな苦しい時代の中に生きているからこそ
真剣に自分に人生に向き合いアクションを起こしていく必要があると思います。

なので「自分の人生、このままでいいのか?」と少しでも思ったことのある方は
ぜひ『転職の思考法』をお手にとって見てください。

きっとこれからの人生を考えるヒントがもらえるでしょうから。

(引用:北野唯我(2018).転職の思考法)