無節操な読書

無節操な読書 ANOくんの思想

はい、どうもこんにちは、ANOくんです。

本日は無節操な読書について。
社会人になると読書する時間ってなかなか取れなくなりますよね。

仕事が忙しくなるし、疲れた頭と体では
クソみたいなYouTuberの大して面白くない動画を
ダラダラとみて少しばかりの満足を得た上で
寝床に着くしかないといった悲しい決断を行うという
とても退廃的な日常が余儀なくされちゃったりするわけです。

最近、大学の先輩と久しぶりに会って
味覚の世界の話をしました。
うろ覚えなんだけど味覚の世界って
糖質、脂質、旨味の3つくらいを人間って知覚できるらしく
それぞれの味覚ごとに感じ方に違いがあるそうで。

まず1つ目に糖質。
これはグラフで言ったらy=10みたいな
一時関数的なグラフで閾値があって、糖質を摂取したら
パーンと満足がいっちゃうような摂取の仕方らしいです。

例えば残業続きの日々の中で
体も頭もヘトヘトになっているが仕事が一向に終わらない時
モンスターエナジーをぶちこんで
一時的な体力補給をする、みたいな行動をする人って
結構多いと思いますし、僕もよくないな〜と思いながら
頻繁にエナジードリンクに頼ったりしています。

その時って一瞬は体力の回復が図れたような気になりますが
根本的な問題の解決にはつながっていないですよね。

ちょっと話が脱線しましたが、糖質的な情報取得もこれと似ていて
糖質のような情報っていわばYouTubeとかテレビとかの番組に似ていて
特に頭を使わずとも何も考えずとも
楽しめるようなコンテンツを摂取するのと似ています。
んで、そういったコンテンツってスルッと頭の中を通過していくので
次の日になっても基本的にはあまり記憶に残っていないことが多いと思います。
良し悪しではなく、そういうコンテンツです。

んで2つ目に脂質。
これはグラフでいうとy=2xみたいな
二次関数で伸びていくようなもの。
閾値がy=10に設定されていれば
少しずつ摂取していくことで時間をかけて
満足するところまで伸びていくというような
摂取の方法です。

これは例えばプログラミング学習とかかな。
プログラミング学習ってしたことある人や
現役のエンジニアの人だったら身に覚えがあると思うのですが
基本的に最初ってちんぷんかんぷん過ぎて
わからないことが99%みたいな感じで
やってても楽しくないフェーズが長期に渡って続きます。
(だからこそ最近は有料のプログラミングスクールといったものが流行ったりするのでしょうが)

ですが、ある程度の期間がたった時にふと「あれできるようになってるぞ、、、」
と思う瞬間がやってきます。
それが閾値を超えた瞬間であります。
YouTubeやテレビを観ていてもたどり着くことができない領域でも
あるわけです。
つまりはすぐにすぐには理解はできないのだけれども
継続的に学習を進めることで理解しそして満足できる
情報摂取の仕方が脂質の摂取の仕方と類似していると言えます。

んで最後に旨味。
旨味ってどんな時に出るかというと
わかりやすいところで鍋ですね。
鶏肉を入れて、お魚も入れて、野菜も入れて、出汁も入れて、と
様々な動物的、植物的栄養素を混ぜこぜにして
旨味を作っていきます。

で、このうまみの発見って人間の進化の歴史に非常に
大きく寄与しておりまして。
例えば今でも牛って草を何度も反芻しながら
消化に時間をかけながら生活していますよね。
で、エネルギーを摂取することなしに
生物は生きていくことはできませんから
日常生活を送っていく中でエネルギー摂取は必須の行動となるわけです。

で、人間がうまみを生み出して良かったと言われているのが
消化にかかる時間を大幅に削減できたことです。
だからこそ余暇時間が生まれ、より効率的に生きていくための
手法を考える時間ができたことで
他の生物と比べ、進化することが用意となり
食物連鎖のピラミッドの頂点に君臨することができたのです。

で、情報の摂取でいうとこれは
明確に定義するのが難しいのですが
点と点が線で繋がる、みたいなそういう瞬間のことを指すと思います。

これ例えるのが難しいのですが
各ジャンルに非常に深い知見を持っている人が
まったく別ジャンルの難問を与えられた時に
スルッと問題の核心が見えてしまう、とか
その業界にだけ属している人では見えなかった
問題を発見し、新たな価値基準を生み出すとか、そういう
今でいうマルチポテンシャルと言われる人種の
情報取得やアウトプットの仕方に似ているのかなと個人的には
考えています。

でここまでで3つくらいの情報摂取の仕方を見てきたのですが
やっぱりこの最後の3つ目。うまみの取得をするような
情報の摂取がこれからの時代大切になってくるんだなぁと。

無節操に書くジャンルに手を出しながら興味のある分野を深めつつ
自分の専門領域も持ちながら
いろんな領域にぴょんぴょんと跳ねていきつつ
その領域のスタンダードや常識ももちろん踏襲しながら
おかしな違和感を是正していく
みたいな?う〜ん、この辺はまだまだ理解が浅いですね。
はっきりと結論は書けないのですが
すごく大事な気がします。
大事というか、そういう発見ができて、実際に解決できるみたいな
生き方の方が楽しそうな気がします。

これは僕がとても好きな研究者さんで
山口周さんという方がいらっしゃるのですが
その方も若い時代の無節操なインプットの重要性を
述べておられました。

http://artsandscience-kipling.blogspot.com/2016/05/blog-post_29.html

最近はそんなことを考えながら細々と暮らしております。おわり。